ドミニカ共和国15~侵食問題を考える

2013.06.28(08:54)
こんにちは。
ドミニカ共和国のレポート、だらだらと続いています。
お付き合いいただいている皆様、ありがとうございます。

さて、オーシャンサンドで1泊した朝、いつものように早朝の散歩です。
ココナッツの木の下から眺めた日の出です。
まだまだあたりは薄暗いです。
自宅だと、日の出を観ながらのんびり散歩なんてできませんが、これもバカンスならではの日課です。
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前日の午後、子供と一緒にホテルの南側のビーチをチラッと散歩したときに、ホテル前のビーチが以前より狭くなってしまっているのに気がつきました。

かつて砂に埋もれていたであろうココナッツツリーの根元がむき出しになっていて、木が倒れるのを防ぐためか伐採してあります。
DSC02562_convert_20130628155346.jpg


主人に「ほら、ビーチが狭くなっちゃったんだよ・・・」
と説明しながらホテルのすぐ北のほうへ行くと・・・

ホテルのすぐ北側には現地の人のおみやげ物を売る簡易小屋みたいなお店が数軒あるのですが・・・
海の波がお店の軒先にまで達していて、土嚢が積み上げてあります。
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以前はこのお店の前にも広々としたビーチがあって、北のほうへも散歩をしに行くことができたんですよ。
6年前にこの位置を撮った写真が見つかったのですがこんな感じでした。
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5年前にこのホテルに来たときも特に変化は感じられませんでした。
この5年間のうちに大きく海岸の侵食が進んだということです。

あんなに広くてきれいなビーチだったのになぜ?
ほんの数年のうちにこんなにも侵食が進んでしまうなんてショックでした。

滞在中、ホテルのスタッフにお話を聞こうとしたのですが、原因がよくわからないとのことでした。
ホテル側も侵食を食い止めるために土嚢を積んだり努力はしているとのことでした。
しかし、ホテルが土嚢を積むぐらいで解決できる問題ではないですよね・・・

この件、かなり気になったので実は帰国してからいろいろネットで調べようとしたのですが・・・
地球の温暖化に伴い氷山が解け、水位が地球全体で上がってきている。
特に赤道近辺にこの傾向が顕著となって現れている。
海岸の砂は多くは河川の土砂が流れてきて蓄積することによってできるため、ダムなどで河川から流れてくる砂をとめてしまうと海岸の砂も少なくなる。
とのことです。
(注・これはあくまで素人の私が調べて得た情報であって、内容に責任は負いかねます。)

また、たまたま帰国後1週間ほどしたら海岸侵食のドキュメンタリー番組をTVでやっていました。
海岸の侵食問題は今世界中で大きな問題となっているようです。
マイアミなどでも大きな問題となっており、ビーチに面した家が浸食のために崩壊寸前だったり、不動産の価値が激落したり・・・

また、近年開発が目覚しいシンガポールですが、もともと土地が狭かったこの国の面積を増やすため海に大規模な埋め立て工事をを行っています。
ただ、こうした埋め立て工事に必要不可欠なのはコンクリート。
コンクリートを作るために必要なのは砂なんです。
シンガポールの需要を満たすには正規ルートで手に入れる砂だけではとても追いつかず、近隣諸国では不当な採砂が行われていて、その結果近隣諸国でも大きな侵食問題が起きているそうです。

今まで「持続的開発」という言葉をよく新聞や雑誌などで目にはしていましたが、正直実感がわきませんでした。
しかし、今回、実際に起きている侵食問題を目にして、問題の重要さを実感しました。

特にプンタカナの場合、観光業で経済が成り立っているため、売り物のビーチがなくなったら観光客も来なくなってしまいます。
そうしたらただでさえ貧困に苦しむ現地の人の生活はどうなってしまうんでしょう・・・

先日の子供の労働問題と同じく、個人レベルで取り組むにはあまりに大きな規模の問題ではありますが、個人レベルでも問題を認識するというだけでも大切ではないかと思います。

さてさて、またまたヘビーな話題になってしまいましたが・・・

ビーチの状態を実際に目で観てショックを受けた私たちではありますが、朝の散歩、この後はホテルの敷地内を探険することにしました。
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敷地はかなり広く、周辺にはまだ自然がたくさん残っていて野生の鳥がたくさん敷地内でも観ることができます。
その中の一部をご紹介します。

名前がわからない鳥ですが・・・
なんだか変なポーズです。
「ひょうきん物」という言葉が似合いそう・・・
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まだ産毛が残っていそうなアヒル(?)ちゃん。
赤い口元がキュートです。
DSC02620_convert_20130628155708.jpg


凛としたサギ。
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ホテルの敷地内を歩いているだけでも動物園にでも来たようにいろいろな鳥に出会うことができます。

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在仏20年以上。旅行が大好きです。たまに通訳翻訳もしています。

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