2017年夏バルト海クルーズ18
夏休みバルト海クルーズの続きです。
たまねぎ頭の教会を見た後は、車に戻って移動します。
途中エルミタージュの横を通ったのですが、下のようにものすごい長い列です・・・汗
ガイドさん曰く、今日は停泊中のクルーズ船が昨日より多いため、その分観光地も混みあうようです。
昨日もエルミタージュ内、かなりの混雑ぶりでしたが、今日はもっとすごいんでしょうね。
昨日行っておいてよかったわ~。
さて、次に行った先はペトロパヴロフスク要塞。
ああややこしい名前。
英語だとピーター&ポールという名前です。
ここは実はサンクトペテルブルク発祥の地。
「陰謀渦巻くモスクワを捨て、新たな首都を建設したい」というピョートル大帝の意志で沼地に都市建設が始まったのが1703年。
この地にスウェーデンからの攻撃に備え、要塞を建設したのです。
その後サンクトペテルブルクはヨーロッパの窓口として、また華やかな芸術首都として発展して行ったのです。
↓要塞内の大聖堂。
この金ぴかの尖塔は市内からもよく見えます。
ガイドさんについて一歩中に入ってびっくり。
このすごく煌びやかです。
実は今朝行ったイサーク大聖堂も、たまねぎ教会も中は見なかったんですよね・・・
ロシア正教の教会の中って、こんな豪華なんですね。
イサーク大聖堂もたまねぎ教会も中もものすごいらしいから、本当いつか内部も見学してみたいです・・・
内部には聖者の金ぴかのイコンがまばゆいです。
天井はパステルカラーですごく優雅な雰囲気。
しかし・・・
ものすごい人で車椅子を押すもの大変そう・・・
それでもBは一生懸命がんばってばあばのイスを押しながら見学を続けます。
天井から吊るされるシャンデリアもゴージャス。
前方右部には棺が並んでいて・・・
歴代ロシア皇帝の霊廟となっています。
棺の前には皇帝の名前が掲げてあり・・・
エカテリーナ2世の棺も!
池田理代子さんの「女帝エカテリーナ」を読んだ世代としては、もう興奮ものです。
もう一度全巻読み直して歴史を勉強しなおしたい・・・
後部右側には特別室があって、中にはロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世とその家族が埋葬されています。
1918年7月17日、ニコライ2世とその家族が暗殺されてロマノフ朝は幕を閉じました。
当時また10代だった皇女たちも殺害されてしまったと聞いて、とても胸が痛みました。
美しい盛りだったでしょうに・・・
さて、ぐるっと内部を見学したら外に出ます。
この後、車に戻って船へと帰ります。
まだまだ名残惜しいですが、サンクトペテルブルクの景色を楽しみながら、いつかまた訪れることが出来る日を願います。
ターミナルに付いたら運転手さんとガイドさんにお礼を言ってチップを手渡します。
スパシーバ!
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