オーベル・シュル・オワーズ~2

2011.11.08(18:44)
またまたちょっと忙しくしており更新、ご訪問が遅れております。
ごめんなさい。

オーベル・シュル・オワーズに来て、忘れてはならないのはゴッホの住んでいた家。
ゴッホはこの街に来てオーベルジュ・ラヴーというところに下宿をしていました。
auberge Ravoux



オーベルジュ・ラヴーでは、ワイン商であった一家が一階で1876年からカフェ・レストランとワインのお店を営んでいました。
その建物の上のほうの階の部屋で当時いろいろな画家たちが下宿していました。

ゴッホが住んでいた部屋は今もそのまま残されており見学することができます。
薄暗い屋根裏部屋で、本当に狭いです。
部屋には本当に何もなく、ゴッホの貧しかった生活が目に浮かびそうです。

見学料が6ユーロ。
何もない部屋をチラッと見て、隣の部屋をチラッと見て、そして、当時の画家たちについて語る短いビデオを見ておしまいです。

美術館みたいになっていて遺品でも見られるのかなと思っていたのでちょっと期待はずれではあります。
でも、ゴッホの部屋へ上がる階段や部屋はゴッホの死後110年以上経った今も当時のまま残っています。

この見学料を高いと感じる、妥当と感じるかは見学者次第です。

私も一瞬高いと思ったのですが・・・
オーベル・シュル・オワーズで生前弟に語ったというゴッホの夢は
「いつか、カフェで自分の個展を開くこと。」だったそうです。

この夢を実現するため、このゴッホの部屋にいつか、この部屋で描いた絵を展示しようとこの「ゴッホの家」のパートナーでもあるゴッホ・インスティチュートは活動しています。
しかし、今ゴッホの画を買うには莫大な予算が必要です。
少しでもゴッホの画をこの小さな部屋に飾るための資金の足しになれば・・・
そう思えば決して高い入場料ではないと思います。

さてさて、この建物は歴史的建造物に指定されており、一階ではゴッホたちが下宿していた当時のレストランの雰囲気が再現されています。
そして、今でも当時と同じような料理を食べることができます。

ワイン商が経営していたというだけあって、壁の棚にはワインのボトルがずらり。
内装も当時を思わせる家具が使ってあり、なかかなよい雰囲気です。
コップやカラフもゴッホの画に登場するものと同じ形です。
ASO5.jpg
Van Gogh "Verre d'Absinth et Carafe"1887
abs05.jpg


しかし・・・前菜+メイン+デザートで一人38ユーロとは結構なお値段です。
ア・ラ・カルトで注文するともっと高くなりそうだったからセットメニューで。
主人はちゃっかりワインも注文していましたが私は昼間だったのでパス。

料理はココットと呼ばれるお鍋でデ~ンとでてきます。

こちらお肉の煮込み料理。
ASO6.jpg


こちらお魚の煮込み料理。
ASO7.jpg


お味はいたってシンプル。
量は多いです。

正直、パリのランチで38ユーロ払えば、もっとすごいランチが食べられると思います。
でも、ゴッホの家の雰囲気に浸りながらのランチは他では味わえません。
これも、ゴッホのレストラン体験料込みと考えたほうがよさそうです。

オーベルジュ・ラヴーの公式HPはこちら

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コメント
こんにちは。

ゴッホの住んでいた部屋が
見れるって凄い!
残っているのも 凄いことですよね。

お料理も雰囲気代ですね。
普通に美味しそうですが。(^_^.)

秋なので 何か芸術にふれてみたい
気分になりました。
絵を観に行きたいです。(*^_^*)
【2011/11/09 03:17】 | mon+tresor+2007 #- | [edit]
「いつか、カフェで自分の個展を開くこと」が、
没後の絵画の高騰で難しくなったのは...皮肉ですねぇ。
いつか夢がかなうまで、このお部屋と建物の維持管理を含め、
6ユーロは夢があっていいですね~(笑)!!

ゴッホのレストラン体験、「量が多い」のは良いことですね~(笑)。
秋が深まって、ココット料理もおいしそうです~。
【2011/11/09 05:02】 | キュウ親 #- | [edit]
ゴッホが住んでたお家も魅力的です。
写真撮影は不可なのでしょうね?
貧しかったゴッホに触れられると、また作品への触れ方もかわりそう。
作品は何枚か残ってそうなのに~、頑張っていつか実現できるといいですね。

レストランは、ザ観光地ってお値段ですね。
でも味が可ならOKです(笑)
【2011/11/09 08:39】 | Yottitti #S0MVRpSc | [edit]
Mon tresorさま
ゴッホの住んでいた部屋がそのまま残っているのでちょっと感動です。
すごく貧しかったみたいですが、今の自分の画の値段を聞いたらきっとびっくりされるでしょうね~!

お料理はおうちご飯と変わらないかな~みたいな・・・汗
でも、当時の雰囲気を再現してあって、とても素敵な店内でした!
【2011/11/09 12:08】 | rika3377 #- | [edit]
キュウ親様
そう、死後値段が高騰して夢がなかなか実現しないのは皮肉ですよね~。
でも、いつか夢がかなってゴッホの画がこの部屋に戻ってくる日が来るといいですね~。
そんなときは「ああ、私の6ユーロも役に立てたんだな~。」と思う日が来るかも・・・
【2011/11/09 12:11】 | rika3377 #- | [edit]
Yottittiさま
そうなんです。
残念ながら撮影禁止だったんです・・・
部屋に上っていく階段も部屋もすごく古くって当時のまま残してあるのですが、写真でお伝えできないのが残念です。
【2011/11/09 12:13】 | rika3377 #- | [edit]
何もないゴッホが住んでた小さな屋根裏部屋。
行ってみたいです。
何もなくても、もしもガッカリしても見てみたい。
レストランでは、雰囲気を味わうのが一番のごちそうでしょうか。
rikaさんの記事は、いつも私の旅心を刺激してくれます。その目線が大好きです。
あ、毎度食欲のほうも刺激されておりますが(笑)
【2011/11/09 12:50】 | ゆっらす #- | [edit]
こんにちは、

ゴッホの家、6ユーロが高いか安いか分からないけど、なんか、可愛い! 
で、38ユーロでも、やっぱ食事しちゃいますよ!そこを踏まえた値段何でしょうね。 写真だとおいしそうにみえるけど、味はシンプルなんですね。 でも、雰囲気はよさそうです。

【2011/11/09 14:24】 | ぴき #- | [edit]
ゆっらすさま
お褒めのお言葉ありがとうございます。
場所の紹介もいつも不親切でごめんなさい。あえて調べてわかる情報はあまり書かないようにしています。
「私の記事を読んでご興味を持っていただけたら調べて行ってみてください。」というようなスタンスで書いています。
その分、自分の印象などを中心にお伝えしたいなと思っています。
【2011/11/09 16:27】 | rika3377 #- | [edit]
ぴきさま
ゴッホの家もレストランも正直「高っ!」と思いましたが、ゴッホの家をそのまま保存してあるものが見られたり、当時の雰囲気の中で食事ができたりっていうのはそれだけでも価値がありますよね~。
ちょっと高いかなとは思いましたが、いったり、食事をするだけの価値はあると思います。
そんな体験をすると今までとはゴッホの画を見る目が異なってくるように思います。
【2011/11/09 16:30】 | rika3377 #- | [edit]












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